~戸建ての屋根の形状やその特徴についてご紹介します~
今日は建物を守る屋根の形状について、またその形状にはどんな特徴があるのかを
お伝えしていきたいと思います。
これからお住まいを建てられる方、購入される方は
将来的なメンテナンスのことを考える参考になればと思います
これは以前施工させて頂いたハイツの写真せすが、
このように本を広げてひっくり返したような形。
2方向に向かって傾斜した屋根で三角屋根のことを切妻屋根と言います。
この屋根は比較的丈夫で簡単な構造のため、リフォームやおうちを建てる時に
材料が少なくて済むので工期が短く、比較的コストも低いと言われています。
特徴としては・・・
*屋根と天井の間の空間を収納やロフトとして空間利用することもできる
*太陽光パネルを設置しやすい
*軒天換気や換気棟、妻側(ケラバ側)にガラリ換気を設置できるなど
屋根の内側の換気を考えることができる
✕建物の顔にあたる妻側(ケラバ側)の壁に日光や雨が当たりやすいため、
壁面の劣化がしやすい
→そこからの雨漏り発生リスクがやや高い
このような特徴をもつ切妻屋根は戸建ての家に最もよく使われている屋根です
全ての屋根材が使えますがシンプルなつくりなので
デザイン性を重視したお家をお考えの方には
物足りないかもしれませんね
・
このように1面だけで傾斜した屋根のことを片流れ屋根と言います。
1面しかないため、初期費用や将来的なメンテナンスのときにコストが低く、
雨樋を取り付けるのも1方向なのでコストを最重視した方にぴったりな屋根です。
片流れ屋根の特徴としては
*リフォーム時の工期が短くて済む
*外観にこだわりたい方には片流れにすることでモダンなイメージのお家にできる
*窓を高い位置に設置できるので部屋に明るさを取り込むことができる
*屋根の補修で多い棟のトラブルがない
✕太陽光パネルを設置しやすいが屋根面が北向きだと設置することができない
✕日光や雨を受けるのが一面なため、屋根が劣化しやすい
✕屋根面積が狭く、壁面が増えるため、日差しや雨が当たりやすい面の外壁が
劣化しやすく、雨漏りリスクが高い
撮影角度がわかりにくいですが4方向に傾斜する屋根面がある形を寄棟屋根と言います。
切妻につづき戸建ての屋根に多い形です。
屋根の最上部の棟を大棟と言い、下に向かって延びている棟を隅棟・下り棟と言います。
この屋根は初期費用や将来のリフォーム費用は高くなりますが、
雨や日光の影響を4方向に分散できるので
住宅保護の観点ではおすすめです。
また先に記載した屋根の形状に比べ、台風や風の耐久性が高いと言われています。
この寄棟屋根の特徴は
*4方向に屋根があるため、4方向の外壁の保護ができる
✕太陽光パネルの設置できる数が制限される。もしくは設置できない。
✕大棟と隅棟の取り合い部分から雨漏りの可能性が高くなる
✕傾斜面が多い、棟板金の加工手間がかかる、などの理由でメンテナンス費用が高くなる
寄棟屋根と同じような特徴の方形(ほうぎょう)という形の屋根もあります。
4方向に傾斜面があり、屋根面の形が全て三角形の屋根です。
以上が戸建ての屋根に多い屋根の形状です
外観を重視するかメンテナンスを重視するか・・
お客様の住まわれる環境によって求められる屋根は様々だと思います。
街の屋根やさん神戸西店ではお客様の屋根にあった
メンテナンス方法をご提案しておりますので
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