川西市 瓦屋根にある銅板谷板の注意点は？穴あきのサインや交換時期をご紹介
今回ご紹介するのは、築40年以上の2階建て木造住宅ですね(^^)/
陶器瓦が使用されており、谷部分には銅板製の谷板が設置されています！
経年劣化が懸念されるため、屋根の状態を詳しく点検しましたよ。
屋根の状態を確認するため、まずはハシゴを設置して直接目視で点検します(^^)/
ハシゴが届かない場合や安全が確保できない場合には、ドローンを使用した撮影や、昇降足場を設置して細部まで調査を行いますよ！
瓦屋根の点検では、瓦のズレや割れだけでなく、谷板の劣化や穴あきが見られないかもしっかりと確認します。
陶器瓦は、日本の伝統的な屋根材のひとつで、耐久性や美しさから長年にわたって多くの住宅で採用されてきました(^^)/
平安時代にはすでに瓦屋根が使用されており、現在では特に和風住宅や寺社仏閣などで見かけることが多いですね。
陶器瓦は、粘土を高温で焼き上げたもので、風雨や火に強い特徴を持っています。
そのため、瓦屋根は50年以上の耐用年数を誇ることが多く、適切なメンテナンスを行えばさらに長持ちしますよ！
屋根の「谷」は、雨水が集まりやすい部分であり、谷板はその水をスムーズに流す役割を果たします(^^)/
谷板には以下のようなさまざまな材質がありますよ！
•銅板
古くから使用され、耐久性が高く、加工がしやすい。
•ガルバリウム鋼板
軽量で錆びにくく、コストパフォーマンスが高い。
•ステンレス
非常に耐久性があり、錆びにくいが加工が難しい。
•アルミニウム
軽量で錆びにくいが、強度がやや劣る。
〜メリット〜
•耐久性が高く長期間使用可能
•加工がしやすく、細かい調整が可能
•使い込むほどに風合いが増す
〜デメリット〜
•酸性雨などによる腐食が進みやすい
•長年使用すると穴あきが発生する可能性
•コストが高い
【銅板谷板に穴が空く原因やサイン】
銅板製の谷板は耐久性に優れていますが、以下のような要因で穴あ
•酸性雨の影響
酸性の雨水が銅板を徐々に溶かしてしまいます。
•落ち葉や泥の蓄積
谷に溜まったゴミが銅板の腐食を促進します。
•経年劣化
20年以上使用した銅板は劣化が進み、穴が空きやすくなります。
穴あきのサインとしては、以下の点に注意が必要ですよ！
•谷板に緑青（銅の錆び）が目立つ
•屋根裏や軒先に水漏れが発生している
•谷部分に茶色いシミが広がっている
【谷板の交換時期とおすすめの材質】
銅板製の谷板は、20～30年が交換の目安とされています。
穴あきが発生する前に、ステンレス製の谷板への交換をおすすめし
ステンレスは耐久性が高く、酸性雨にも強いため、
特に、築40年以上経過した住宅では、
穴あきのサインが出る前に交換することで、大切なお住まいを守ることができます。
お気軽にご相談くださいね！
最後までご覧いただき、ありがとうございました！それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/街の屋根屋さん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。今日も１日お疲れ様でした！！
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