三木市 擁壁の笠木工事！老朽化した瓦の笠木をを取り替える費用は？
「擁壁の瓦が崩れている状態で修理を希望しています。かなり劣化しているのでどの様な方法が良いかわかりませんが、まずは見ていただいて修理のお見積もりを宜しくお願いします」
この様なご相談を三木市に住むお客様より頂きました。現地調査へお伺いし既存の擁壁の上に葺かれている瓦を確認すると、老朽化により崩れて下地が腐食している状態です。
瓦と下地を撤去して笠木瓦を取り付ける内容でお見積もりを行ったところ、費用や工法に納得していただき、工事のご縁を頂いておりますm(__)m
三木市 屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根材(瓦)
- 施工期間
- 5日
- 使用材料
- 垂木 防水シート のし付き丸
- 施工内容その他
- 擁壁 笠木工事 老朽化 取り替え 費用
- 築年数
- ６０年以上
- 工事費用
- 仮設足場80,000円 笠木取り替え230,000円
- 建坪
- 笠木の長さ16m
お家の廻りを囲うように取り付けられている擁壁の役割をご存じですか？
お家の周りに設けられる擁壁は、主に土砂の崩れを防ぐ役割がありますよ。家の基礎や庭を保護し、安全を確保するために重要ですね！
さらに、雨水が直接土に流れ込むのを防ぎ、地盤の浸食を避ける効果もあります。
擁壁は、コンクリートや木などの耐久性の高い材料で造られることが多いですが、老朽化と共にメンテナンスは必要になりますね！
笠木というよりは擁壁の上に屋根が設けられているような感じですね(^^)/
和風建築のお家ですと、この様な擁壁はよく見かけますが、老朽化が進んで瓦屋根が崩れかけている状態でした。
下地木材は雨水に弱いため、放置していると腐食がどんどん進行し、最終的には崩れてしまう危険性もありますよ！
この現場では瓦屋根を瓦製の笠木に替えると同時に、下地木材も新しくしていきます。
【この現場の調査に関する記事】
・「三木市 擁壁の瓦屋根が崩れたとのご相談！無料調査で修理のお見積もり」
まずは、老朽化した笠木瓦と内部の土を撤去していきますよ！
そこまで量がないように見えるかもしれませんが、1トンくらいの廃材が出ております。
瓦と土の処分費用はそれなりに必要で、この現場では30,000円程度かかっていますね。
元々は屋根形状で瓦が葺かれていましたが、新しく取り付けるのは笠木瓦ですので、屋根形状の下地は不要ですね。
シンプルかつ、地震などに強い設計に変更しますよ！！
下地木材は杉系の木材がお勧めです。油分が多いため腐食しにくいと言われておりますね！
最近では防腐木材や樹脂で出来た下地材もよく使用されていますので、ご希望の方は工事前にご相談ください。
防水シートは笠木の下地材を雨から守るための保険材で、屋根の下にも使用されているものですね(^^)/
これを貼ることで長期的な雨漏り対策となりますので、笠木の取り替え工事でも貼っているほうが安心ですよ。
「のし付き丸」と呼ばれる淡路瓦を使用しております。
両サイドに平べったいのし瓦が取り付けられているので、サイズは小さいですが擁壁の外壁材が濡れにくくなるのが特徴ですね！
色はいぶし色でお家の雰囲気と合う色を選んでおります。
ステンレス製のビスを使用しているので、錆びる心配もありませんね！
パッキン付きのビスを使用することで、ビス穴からの漏水も防ぐことが出来ますよ。
下地の段階で両サイドで糸を貼り、出来るだけ通りを通すことが大事ですね。
下地が真っすぐ通っていれば、笠木を並べるだけで自然と真っすぐなりますよ！
これで、擁壁の笠木瓦取り替えは完了です。
笠木取り替えの中では費用の高いほうですが、瓦製ですので色あせることなく長持ちします！
メリットの多い工法ですので、是非参考にしてくださいね。
次回の施工事例でご紹介しますので、そちらも見てくださいね！！
笠木の工事でお悩みの方は無料見積もりを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！
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