西脇市 縦葺き屋根材「立平」でカバー！雨漏りしている緩傾斜なスレート屋根
「連棟造りの戸建てに住んでおり屋根にはスレート屋根が葺かれている状態です。屋根勾配が緩傾斜なため雨漏りしているようで、全面的な屋根工事が必要と言われました。専門業者である御社の意見も聞きたいので、まずは調査していただきお見積もりをお願いします」
この様なご相談を宝塚市にお住まいの方より頂きました。現地調査へお伺いして既存の屋根の状態を確認したのちに、緩傾斜な屋根に強い縦葺き屋根材（立平）を用いたカバー工事をご提案。
費用や工法に納得していただき、工事のご縁を頂いておりますm(__)m
西脇市 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),雨漏り修理
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),雨漏り修理
- 施工期間
- 5日間
- 使用材料
- 改質アスファルトルーフィング 立平
- 施工内容その他
- 縦葺き屋根材 立平 カバー 雨漏り 緩傾斜
- 築年数
- ３７年
- 保証年数
- 15年
- 工事費用
- 仮設足場70,000円 屋根カバー470,000円
- 建坪
- 屋根面積32平米
【建物情報】
・築年数３７年
・2階建て木造住宅
・屋根材 スレート屋根（カラーベスト）
・現在 雨漏りあり
過去に補修歴もなく、数年前から雨漏りしいるようで屋根工事のご相談を頂いております！
まずは、工事前に調査を行った様子をご紹介して行きましょう！
スレート屋根は、瓦屋根よりも軽量で耐震性が高く、現在でも多くの住宅で採用されている人気の屋根材ですね。
しかし、傾斜が少ない場所に使用すると、屋根材の重なり部分で毛細管現象が起こり、水分が逆流してしまう可能性がありますよ！
そのため、屋根の勾配が十分でない場合、スレート屋根では雨漏りを引き起こしやすいのが現実です。
室内の天井にシミが発生した場合は、既に雨漏りがかなり進行していると考えてください。
雨漏りの有無を確認するには、屋根裏の状態を目視で確認し、屋根の下地材などにシミがないかを見る必要がありますよ！
今回の施工は「カバー工法」で行いますので、既存のスレート屋根はそのままに、棟板金と取り合いの水切りを取り外します。
棟板金とは、屋根と屋根が交わる部分に取り付けられている部材で、表面から2センチほど出っ張っているため、新しい屋根材の設置時には取り外す必要があるんです。
このように、不要な部分のみを撤去することで、廃材が少なく、効率的な施工が可能です！
屋根の下地となる合板（厚さ12mm、幅1820mm、高さ910mm）を屋根の上にしっかりと固定し、耐震性を強化しました(^^)/
下地がしっかりしていないと、新しい屋根材の耐久性に影響するため、確実な施工が重要ですね。
今回の工事では、垂木と合板を組み合わせて建物全体の安定性を向上させました。目に見えない部分こそ丁寧な施工が必要ですよ！
既存のスレート屋根の上に新しい防水シートを敷き、雨漏り対策を強化しました(^^)/
防水シートの寿命は約25〜30年で、この家も交換の時期でしたね。
今回は耐久性が高く破れにくい「改質アスファルトルーフィング」を使用。
一般的なものより柔軟性があり、耐用年数は35年以上と長く、安心して使用できます。屋根カバー工事では、防水シートの選定と丁寧な施工が重要ですね！
・サイズ 幅１m長さ18m 厚み１ミリ １本あたり２１，５キロ
改質アスファルトの効果により、釘穴などからの雨水の侵入を防いでくれます。更に、合成繊維不織布により強風などでも破れにくく、施工しやすいのが特徴ですね(^^)/
※この画像の提供元は田島さんのサイトです
最近ではＳＧＬ鋼板屋根材が主流となってきましたが、ガルバリウム鋼板屋根材とどの様な違いがあるのでしょうか？
【ガルバリウム鋼板】
・アルミニウム、亜鉛、シリコンの合金で作られています
・軽量で、錆びにくい特徴があります
・熱反射率が高く、夏の暑さを和らげる効果があります
【SGL鋼板】
・主に亜鉛でコーティングされており、耐久性が強いです
・錆や腐食にとても強く、長持ちします
・ガルバリウム鋼板よりも重く、強度が高いです
立平は特に緩やかな勾配の屋根で多く採用されますが、こういった傾斜の少ない屋根では、雨が吹き込んだ際に水が逆流しやすくなってしまうんです(>_<)
そのため、逆流を防ぐために立ち上げ加工を行うのが大切なんですね。実は、立平に限らず、縦葺きタイプの屋根材全般でこの加工は必須とされていますよ！
ジョイントにもシーリングを挟みます。
雨漏りが気になる緩傾斜の屋根には、このタイプの屋根材への交換がおすすめですよ！
最近は新築住宅でもよく採用されている人気の屋根材ですが、断熱性は備わっていないため、断熱効果を求める場合は断熱材の追加施工を検討すると良いでしょう。
今回は、フラットタイプの立平を使用しました！
この部分もガルバリウム鋼板を使用し、最後にシーリング材を充填してしっかり仕上げていきますよ(^^)/
壁際は特に雨が侵入しやすい場所なので、確実に防水処理を施すことが重要ですね。
スレート屋根の上に立平を施工した後、仕上げに棟板金を取り付けました(^^)/
下地には腐りにくい「タフモック」を使用し、耐久性を向上。
さらに、ガルバリウム鋼板製のエプロン面戸を装着し、吹き込み雨対策も万全です。棟板金もガルバリウム鋼板製で、錆びにくく長持ちするのが特徴。
固定にはステンレス製ビスを使用し、台風時の飛散リスクを抑えました！
弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！
・美観性と撥水性を高めるための屋根工事
・築20年未満のスレート屋根にはお勧め
【屋根カバー工事】
・雨漏り 台風 断熱対策をするための屋根工事で美観性も向上
・築20年以上のスレート屋根にお勧め
塗装とカバー工事は全く目的が異なるので、覚えておいてくださいね！
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！
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兵庫県内なら大丈夫です！！何でも言うてください(^_^)
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