2026.10.30
皆さんお疲れ様です。街の屋根やさん神戸西店です! ※2026年10月29日更新この現場ブログでは「淡路地域 屋根カバー工事事例5選!屋根材別に費用と工法をご紹介」というテーマでお届けします(^^)/淡路地域で実際に行われた屋根カバー工事の事例をもとに、使用された屋根材の種類や…

「2階建ての戸建てなのですが1階部分に雨漏りしている状態で、下屋根のスレート屋根が関係していると思われます。まずは調査していただき、雨漏り修繕のお見積もりをお願いできないでしょうか?」
この様なご相談を神戸市灘区にお住まいの方より頂きました。現地調査へお伺いして既存の下屋根のスレート屋根を確認したところ、ひび割れなどが多く発生して雨漏りしている状態でした。
雨漏り修繕としてスレート屋根へ金属屋根を重ね葺きする内容でお見積もりを行ったところ、費用や工法に納得していただき、工事のご縁を頂いておりますm(__)m





今回は、神戸市灘区の木造2階建て住宅で行った、下屋根の雨漏り修繕をご紹介します。
建物には上部の大屋根と低い位置の下屋根があり、下屋根の一部から雨漏りしていました。
お客様からは、1階に雨漏りがあり、下屋根のスレートが関係していると思われるため、まず調査して修繕の見積もりをしてほしいとのご相談をいただきました。
雨漏りしている場所が1階でも、室内の濡れた箇所だけを直せばよいとは限りません。
今回も、外側の屋根材と、その下の防水・下地の状態を確認することから始めました。
この現場では、傷んだ下地を部分的に交換してから、防水シートと金属屋根を重ねる方法をご提案しました。腐食した部分を残したまま覆う工事ではありません。
ここからは、工事範囲を絞った理由と、傷んだ内部まで直す工程をご紹介しますね。
今回の工事概要
所在地:神戸市灘区/築年数:37年/木造2階建て住宅
対象:1階への雨漏りに関係する下屋根/工事面積:70㎡
工法:傷んだ下地の部分交換と金属屋根の重ね葺き
使用材料:改質アスファルトルーフィング、アイジー工業 スーパーガルテクト
屋根材の色:シェイドワインレッド/施工期間:5日
🔍 建物は築37年で、下屋根にはスレートが使われていました。スレートは薄い板状の屋根材です。今回の調査では、複数のひび割れと、雨漏りに関わる屋根内部の傷みが確認されました。
一般に、屋根を調べる際は屋根材の割れだけでなく、壁との接点や雨水の流れる方向も確認します。
低い屋根は上階の壁に接する部分があるため、平らな面だけを見て判断しないことが大切ですよ!
💧 こちらは、1階の天井に雨漏りしていた箇所です。
現地では屋根内部の防水シートにも経年劣化による破れがあり、吹き降りの雨が壁際から入り、室内へ漏れていたと考えられました。
室内に現れた症状と、屋外で見つかった傷みを結び付けて考える必要がありますよ。
ただし、濡れた場所の真上が必ず侵入口とは限りません。今回の壁際からの浸入も、確認した状態に基づく原因の見立てとしてご紹介しています。
塗装ではなく防水シートを新しくする方法を選択
今回ご提案したのは、既存のスレートの上に新しい防水シートと金属屋根を施工する「重ね葺き」です。
カバー工法とも呼ばれます。新しい防水層を設けるための方法で、屋根の色を塗り替える塗装とは目的が異なりますよ。
塗装には屋根材の表面を保護する役割がありますが、下にある防水シートの破れや木部の腐食を直すことはできません。
この現場では防水シートを新しくし、傷んだ下地にも手を入れる必要がありました。
重ね葺きができるかどうかは、既存屋根と下地の状態によります。雨漏りしている屋根すべてに、同じ方法が適するわけではありません。
ご予算を踏まえ、今回は下屋根のみを改修
築年数が経っていたため、当初は大屋根も含めた全体的なカバー工事をご提案しています。
ただ、工事範囲を広げれば費用にも関わります。今回のお客様は予算面から下屋根のみの施工を選ばれ、大屋根の既存スレートは残す形になりました。
工事する範囲を絞っても、雨漏りの影響で腐食していた下地をそのまま覆うことはできません。
今回は下屋根の中で必要な下地補修を行い、防水シートと金属屋根を施工しています。予算と修繕の必要性を分けずに、一緒に考えた計画です。
この現場は足場を設けずに施工しました。
ただし、下屋根なら必ず足場なしで工事できるわけではありません。屋根の高さや勾配、足元、周囲の状況に応じて、安全に作業できる設備と方法を判断する必要があります。
🛠️ この現場では、雨漏りの影響で屋根下地の一部が腐食していました。
そこで重ね葺きの前に、該当部分のスレートを撤去し、下地を交換する工程を設けています。
下地は、新しい屋根を支え、固定するための土台になる部分ですよ。
新しい屋根材を載せるだけでは、既に傷んだ木部が元に戻るわけではありません。仕上がると見えなくなるため、先に対応することが重要です。
🔧 腐食部分には新しい下地用合板を取り付け、ビスで固定しました。
既存の傷みを確認しながら、屋根材を施工するための下地を整えています。
交換したのは、傷んだ下地の一部ですね。下地を全面的に交換した工事ではなく、部分的な補修を行ってから重ね葺きへ進んでいます。
☔ 下地を整えた後は、防水シートを施工しました。
屋根材の下に設けるこのシートは「ルーフィング」とも呼ばれ、屋根材の継ぎ目などから入り込んだ雨水に備える二次防水の役割を担います。
屋根は、表面の屋根材だけで雨を防ぐ仕組みではありません。
屋根材で雨水を流し、その下に防水シートを設けることで、建物内部へ水が入りにくい構成にします。壁際や端部も含めて納める工程ですよ。
🔨 新しい屋根材には、アイジー工業のスーパーガルテクトを使用しました。
金属の表面材と断熱材を組み合わせた屋根材で、この現場ではシェイドワインレッドを採用しています。
軽量な金属屋根材でも、既存屋根の上に重ねれば建物に加わる重量は増えます。
「軽い材料だから、どの建物でも問題ない」とは言えません。重ね葺きは下地の状態や建物の条件を確認して選ぶ工法ですよ。
🔩 壁際や棟の板金を支える下地には、樹脂製の部材を使用しました。
棟とは屋根面が接する高い部分で、棟板金はその接点を覆う金属製の仕上げ材です。板金だけでなく、留め付け先になる下地も重要です。
樹脂製の下地は木材のような腐朽への対策として選ばれる材料ですが、固定部や板金まで点検不要になるわけではありません。
下地の材質と、完成後の点検の必要性は別の話ですよ。
☔ 屋根と外壁が接する部分には、雨押え板金を取り付けました。今回、雨水の浸入が考えられた壁際に関わる仕上げです。
板金と外壁の接合部分には、隙間を埋めるシーリングも施工していますよ。
雨押え板金は、壁から屋根へ流れる雨水や吹き込む雨に備える部材です。
シーリングを付ければどの納まりでもよいわけではなく、屋根・壁・防水シートを含めた取り合いが大切になりますね。
棟部分も板金で仕上げました。
屋根の広い面を新しくするだけでなく、壁際や棟などの接点まで施工することで、今回の重ね葺きの工程を進めています。
一般に、棟や壁際では、板金の浮き、固定部の緩み、シーリングの傷みなどが点検の対象になりますよ。
🔧
屋根へ上がってご自身で確認する必要はありません。気になる変化があれば、専門業者へ状況をお伝えください。
工事後は雨漏りが解消し、お客様も安心されていたとのことですよ。
見た目についても、ワインレッドの下屋根が大屋根の既存スレートの色と合い、違和感なくきれいに仕上がったと喜んでいただけました。
💰 この現場の屋根カバー工事は、面積70㎡、施工期間5日、工事費用870,000円でした。当時のこの現場の工事金額であり、現在の一律価格ではありません。
今回の施工は足場なしで行いました。
ほかの現場では足場などの安全設備が必要になる場合があるため、この金額だけで単純に比較することはできません。
下地補修、板金、撤去・処分などの範囲や、税込・税別も見積書で確認してください。
今回の工事には、雨漏り・強風による飛散に対する15年間の工事保証と、2年に1回の無料点検をご案内しています。対象範囲や適用条件は、工事の保証書をご確認ください。
屋根材自体のメーカー保証は工事保証とは別です。
スーパーガルテクトには塗膜15年、赤さび20年、穴あき25年の製品保証が案内されています。
それぞれ対象となる現象や条件があり、屋根全体の雨漏りを無条件に保証するものではありません。
💬 今回は、雨漏りの修繕とご予算の両方を踏まえて、工事する範囲を決めました。
原因や工法、どこまで直すかが決まっていなくても、ご相談いただけます。
神戸市灘区で1階の雨漏りや下屋根の傷みが気になる方は、濡れる場所、いつから症状があるか、どのような雨の時に起こるかをお聞かせください。
ご予算や残したい部分のご希望もお伝えください。室内や地上の安全な場所から撮った写真があれば、状況を共有する手がかりになります。
屋根に上がったり、傷んだ箇所を触ったりせず、まずは分かる範囲の症状をお知らせください。状態を確認し、必要な修繕の範囲を一緒に整理しますよ。
🏠 街の屋根やさん 神戸西・宝塚店
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