加古郡稲美町 割れが多いノンアスベスト屋根材への改修工事！
「築25年の家なのですが屋根のスレートが多く割れている状態で悩んでいます。調べるとノンアスベスト屋根材のようで割れやすいとの事です。御社のホームページに改修工事でカバー工法を行っている記事を拝見し、費用的にも葺き替え工事よりかなり安そうなので、それでお見積もりをお願いできないでしょうか？」
この様なご相談を加古郡稲美町にお住まいの方より頂きました。現地調査へお伺いし既存のノンアスベスト屋根材の状態を確認したところ、かなりの枚数が割れている状態です。
過去に屋根塗装も行っているようですが、今回は確実に割れないようにするためにＳＧＬ鋼板屋根材を用いた改修工事としてカバー工法をご提案しました。
お客様は費用や保証内容に納得していただいたようで、工事のご縁を頂いておりますm(__)m
稲美町
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工期間
- 7日間
- 使用材料
- 改質アスファルトルーフィング スーパーガルテクトフッ素
- 施工内容その他
- 割れ ノンアスベスト屋根材 改修工事
- 築年数
- ２５年
- 保証年数
- 15年
- 工事費用
- 仮設足場160,000円 屋根改修工事1,320,000円
- 建坪
- 屋根面積120㎡
【建物情報】
・築年数25年
・2階建て軽量鉄骨造 2世帯住宅
・屋根材 スレート屋根（ノンアスベスト）
・現在 割れあり
このお家に使用されているスレート屋根はノンアスベスト屋根材のようで、かなりの枚数が割れている状態です。
まずは、改修工事前に調査した時の様子を簡単にご紹介しましょう！！
スレート屋根はセメントを主成分とする屋根材ですので、表面の撥水機能が低下すると水分を含みやすくなり、反りやひび割れなどが発生します(>_<)
屋根塗装はこれらの症状を抑えるために必要な工事なのですが、8年程度しかもたないので築20年以上の屋根にはお勧めできませんね。
「屋根塗装したのに屋根が割れている」というご相談は非常に多いですよ！！
これだけ割れていると部分補修は不可能ですし、塗装などしても全く意味がありません。
必要な改修工事は「カバー工法」か「葺き替え工事」になるのですが、今回は費用対効果の良いカバー工法を行う運びとなりました！
この現場の調査に関する記事は現場ブログで詳しくご紹介しておりますので、そちらも見ていただけると幸いです。
【この現場の調査に関する記事】
・「加古郡稲美町 ノンアスベストのスレート屋根の弱点をご紹介！」
まずは、屋根改修工事で最も重要な「防水シート」を貼っていきます。
防水シートは屋根から雨をしのぐための最も重要な部材で、いくら新しい屋根材を葺いても防水シートが破れていると雨漏りするくらいです(>_<)
正しい貼り方で施工することが重要ですし、防水シートの種類にも注目をしておきましょう。
ホームセンターなどに市販されている防水シートは「アスファルトカラールーフィング」と呼ばれるもので、値段は少し安いのですが機能性が全く違いますね。
改質アスファルトルーフィングは屋根を固定するときに使用する釘やビスの廻りにゴム繊維がまとわりつき、将来的な釘穴からの漏水を防いでくれるんですよ(^^)/
・サイズ 幅１m長さ２１m 厚み１ミリ １本あたり２１，５キロ
改質アスファルトの効果により、釘穴などからの雨水の侵入を防いでくれます。更に、合成繊維不織布により強風などでも破れにくく、施工しやすいのが特徴ですね(^^)/
※この画像の提供元は日新工業さんのサイトです
今回の加古郡稲美町、屋根改修工事で使用したお勧めの屋根材は「IG工業スーパーガルテクト」になります！
材質がSGL鋼板であることから非常に軽量で、屋根改修工事にはよく使用されている屋根材となりますね。
SGL鋼板（エスジーエルこうはん）とは、簡単に言うとガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）を改良したメッキ鋼板になりますね！
耐久性に優れていると言われてきたガルバリウム鋼板よりもさらに高耐久で、錆びにくく長持ちする建材と思ってください。
【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・SGL鋼板なので割れることがない
【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある
【標準グレード】
・ブラック
【フッ素グレード】
・ブラック
標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！
表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。
まずは、棟部分に防水シーラーと呼ばれる面戸材を貼り付けていきますよ！
この屋根材は1段ごとに約12ミリの段差が生じて、吹き降りの雨が入り込む可能性があります。
しかし、屋根材に防水シーラーを貼り付け下地材で挟み込むことにより、吹き降りを防ぐことが出来ますよ。
そして、スレート屋根へのカバー工事で仕上げ材となる棟板金の下地材を取り付けていきます(^^)/
棟板金の下地材は主に「木材 防腐木材 樹脂」の3種類がありますね！
【通常の木材】
・自然な素材で、伝統的に使用されています
・加工しやすく、費用も比較的安いです
・しかし、水分や虫害に弱い点があります
【防腐木材】
・木材に特別な処理を施して、腐食や虫害に強くしています
・木より長持ちしますが、処理によっては環境への影響が懸念されることも
・費用は普通の木材より高めです
【樹脂】
・合成材料で、水や虫にとても強いです
・色褪せにくく、メンテナンスが少なくて済みます
・木材よりは高価ですが、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いです
加古郡稲美町で行ったノンアスベスト屋根材への改修工事では総合的に判断して「防腐木材」を使用しました！
棟板金は屋根と同じ材質でSGL鋼板となっております。強風で飛散しやすい部分となりますので、釘ではなくビスで固定することがお勧めですよ(^_^)/
棟板金は台風などの強風で飛散しやすい部分となりますので、固定方法には十分な注意が必要になりますね。
ステンレス製のビスでしっかり固定することにより、台風対策となりますよ！
換気棟は屋根裏の湿気や熱気を自然に換気してくれるためのもので、屋根の断熱効果をアップさせる役割があります。
元々のスレート屋根にも取り付けられていたので、今回は同じサイズの物を取り付けていますよ！
・表面の色あせ15年
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！
屋根カバー工事1,320,000円（屋根面積120㎡） 足場160,000円
この様な感じの費用で施工をさせていただきました！
Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・スレート屋根が割れて落ちてくるので、困っていました。塗装しても直らないとわかっているので、葺き替えかカバー工法を検討していました。
Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・近所の工務店にも相談しましたが、対応が遅かったので相見積もりはしていません。
Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・問い合わせから現場を見に来て見積り提案まで、素早く対応してくれたので決めました。
Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・職人さんの仕事の早さに感心しました。カバー工法で屋根がキレイになりこれからも安心して、住み続けられるので良かったです。
Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・こちらの疑問点や不安なことに丁寧に答えて下さる会社です。
ＳＧＬ鋼板屋根材のメンテナンスですが施工後20～25年で塗装することをお勧めしております！
塗装不要の屋根材も屋根改修工事で使用することが出来ますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！
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