【朝来市】重たい瓦屋根を軽量金属屋根へ！耐震性を高める屋根リフォーム事例
本日、朝来市の皆さまにご紹介するのは、
たつの市で実施した瓦屋根から軽量金属屋根への葺き替え工事の事例です。
お客様からは
「瓦屋根で雨漏りが発生しており、この機会に軽い屋根材へ葺き替えたい」
とのご相談をいただきました。
現地調査にて屋根の状態と面積を確認し、
地震対策としても効果的な軽量ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えをご提案。
費用や工法について丁寧にご説明したところ、安心してお任せいただくこととなりました。
朝来市で屋根の重さや雨漏りが気になる方は、ぜひ参考になさってください！
朝来市 屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根材(瓦)
- 施工期間
- 7日
- 使用材料
- IG工業スーパーガルテクト（ガルバリウム鋼板屋根材）
- 施工内容その他
- 屋根耐震工事 ガルバリウム鋼板屋根
- 築年数
- 32年
- 保証年数
- 15年
- 工事費用
- 屋根耐震工事1,100,000円 足場140,000円
- 建坪
- 屋根面積70㎡
【建物情報】
・築32年
・2階建て木造住宅
・既存屋根材：陶器瓦
・現在：雨漏りあり
このお宅の屋根には、昔からよく使われてきた陶器瓦が使用されており、
瓦の下には「葺き土」も入っているため、屋根全体がかなり重量のある構造になっていました💦
そのため、雨漏りの修理と合わせて、軽量で地震に強い屋根材への葺き替え工事を行うことになりました🏠✨
屋根耐震工事を行うことになったきっかけは、「雨漏り」でした☔
瓦屋根は耐久性が高く、長く使われてきた屋根材ですが、
実はその下に敷かれている防水シートが劣化してしまうと、築25〜30年あたりで雨漏りが発生することが多くなるんです💦
この場合、表面の瓦だけを修理しても、根本的な解決にはならず、
防水シートを新しくするための“葺き替え工事”が必要になります。
そこで今回は、
「どうせ葺き替えるなら、軽くて地震にも強い屋根材を選ぼう！」ということで、
ガルバリウム鋼板への屋根耐震工事を実施することになりました😊
屋根の重さを大きく減らすことで、耐震性もアップして安心です✨
この現場の詳しい調査内容は、別記事の現場ブログでご紹介していますので、ぜひあわせてご覧くださいね！
・「たつの市 屋根漆喰の間違った修理方法とは？雨漏りしているので調査」
それでは、たつの市で行った屋根耐震工事の様子を、工程ごとにご紹介していきます😊
まず最初の作業は、既存の瓦屋根と、その下に敷かれている「葺き土」の撤去からスタートです！
瓦屋根の解体作業では、大量のホコリや土が舞いやすいため、
作業前に仮設足場を組んでしっかりと養生シートを設置することが重要になります💡
また、こういった工事は音や粉じんが出るため、
事前に近隣の方へご挨拶をしておくとトラブル防止にもつながりますよ✨
瓦屋根と葺き土をすべて撤去すると、雨漏りの原因となっていた古い防水シートが現れました😊
屋根耐震工事では、この防水シートも撤去して、屋根下地の状態をしっかりと目視で確認していきます💡
また、防水シートを剥がす前には、屋根の上に残った土やゴミを丁寧に掃除しておくことがとても大切！
そうすることで、屋根裏に土が落ちてしまうのを防げるので、作業後の清掃もスムーズになりますよ✨
防水シートを撤去すると、屋根の下地が現れます😊
今回の現場では、幅約10cmの「小幅板」と呼ばれる板が敷き詰められていましたが、長年の使用と雨漏りの影響で、一部が腐食して弱っている状態でした💦
屋根葺き替え工事では、このような下地の劣化を見逃さず、しっかりと補強することがとても重要です！
ここからは、屋根下地をどのように補強していくのかをご紹介していきます🏠✨
まずはじめに、既存の屋根下地の上に「垂木」と呼ばれる角材を取り付けていきます😊
この作業によって、屋根下地の骨組みがしっかり補強され、経年劣化による凹凸部分の不陸調整も可能になります💡
さらに、垂木同士の間に空気層ができることで、屋根の断熱性や遮音性能の向上にもつながります✨
強くて快適な屋根へとリフォームが進んでいきますよ！
次の工程では、「下地用合板」と呼ばれる厚み12ミリの板を屋根全体にしっかり貼っていきます😊
この合板を全面に施工することで、長年重たい瓦を支えてきた屋根全体の構造がぐっと強化され、屋根耐震工事においては欠かせない重要な建材となっています💡
先ほど取り付けた垂木に向かって、ビスでしっかりと固定することで、
台風などの強風にも負けない頑丈な屋根下地が完成しますよ✨
そしてこちらが、屋根工事で最も重要な工程のひとつとも言える「防水シート」の施工です😊
屋根からの雨漏りの多くは、この防水シートの劣化が原因となっているため、
葺き替え工事を行う際には必ず新しい防水シートを貼り直す必要があります☔
今回使用しているのは、
「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれるタイプで、耐久性・防水性ともに信頼性の高いシートです✨
この防水シートの詳しい性能や、その他の種類との違いについては別の記事でご紹介していますので、
ぜひそちらもチェックしてみてくださいね！
〖防水シートに関するためになる記事〗
・「屋根に使用する防水シート2重貼りの効果と費用は？神戸市で実施！！」
ここからは、屋根耐震工事の仕上げとなる屋根材の取り付けです😊
使用したのは「IG工業 スーパーガルテクト」。
軽くて丈夫なガルバリウム鋼板製で、耐震工事によく使われている定番屋根材です！
重たい瓦からの葺き替えにぴったりで、見た目もスッキリ。
これで安心して過ごせる屋根に仕上がりました✨
・断熱材入りで夏も冬も快適
・瓦の約1/10の軽さで、建物への負担が少ない
・引っ掛け工法で、台風や地震にも強い
・金属製なので、割れる心配がない
【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦ほどの重厚感や高級感は感じにくい
・20～25年で色あせが進み、塗装メンテナンスが必要になることも
メリット・デメリットをふまえて、ご自宅に合った屋根材選びをするのがポイントです😊
今回の屋根耐震工事で使用した
「スーパーガルテクト」には、2つのグレードと豊富なカラーバリエーションがあります😊
【標準グレード（6色展開）】
・ブラック ・ブラウン
・チャコール ・ブルー
・グリーン ・ワインレッド
【フッ素グレード（2色展開）】
・ブラック ・ブラウン
フッ素グレードは、標準よりも1㎡あたり約1,000円高く、屋根面積が100㎡の場合は約10万円の差が出ます💡
そのぶん、塗膜の耐久性が高く、色あせに強いのが特徴で、長く美観を保ちたい方にはおすすめです✨
屋根耐震工事の仕上げとして、棟板金の下地となる「貫板（ぬきいた）」を取り付けていきます😊
通常の木製貫板は15年ほどで腐食してしまうことが多いため、防腐処理された木材や、より耐久性のある樹脂製の貫板を使うのがおすすめです！
最後に、強風でも飛ばないようにビスでしっかり固定して、安全性を高めていきます✨
続いて、ガルバリウム鋼板屋根材の仕上げとして、棟板金を取り付けていきます😊
使用する棟板金も、屋根材と同じガルバリウム鋼板製で、耐久性と防錆性に優れています✨
強風で飛ばされやすい部分なので、釘ではなくビスでしっかり固定するのがポイント！
また、ジョイント部分にはシーリング材を挟んで、雨漏り対策もしっかりと行います☔
これで、屋根耐震工事のすべての工程が完了です！🏠✨
ガルバリウム鋼板屋根材（スーパーガルテクト）には、しっかりとしたメーカー保証が付いています😊
・色あせは15年
・サビの発生は20年
・穴あきはなんと25年まで保証！
さらに、当社独自の工事保証として「雨漏りや強風による飛散」に対して15年間の保証をお付けしています✨
2年に1回の無料点検も行っていますので、施工後も安心してお任せいただけますよ🏠💨
70㎡で110万円となりました😊
足場の設置費用は別途で14万円です。
屋根工事の中でもやや費用はかかりますが、
雨漏り修理と合わせて耐震性を高めることができるので、将来を見据えた工事としておすすめです💡
今のお住まいや職場をどう維持していくかを一緒に考えながら、最適なご提案をするのが私たちの役目です🏠
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね📞📩
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