ひび割れたスレート屋根の葺き替え工事で既存の屋根材を撤去

【①スレート屋根の葺き替え工事 – 既存屋根の撤去作業】

まずは、既存のスレート屋根を撤去する工程からスタートします(^^)/

特に築年数が経過したスレート屋根には「アスベスト」が含まれているケースがあり、処分には通常よりもコストがかかる点が注意点のひとつ。

とはいえ、専門的な手順で適切に解体・処分を行うため、作業中に健康被害の心配はありませんよ。安全第一で、スムーズに撤去を進めていきます！！

既存のスレート屋根を取り外した後は、防水シートの撤去作業に入りますよ(^^)/

屋根の雨漏りの多くは、防水シートの劣化が原因となるため、葺き替え工事ではこのシートの張り替えが欠かせません。

適切な防水処理を行うことで、屋根の寿命を大幅に延ばすことができます！

今回の現場では、防水シートを剥がした際に屋根の下地に腐食が見られました。

雨水の影響を受けた部分をしっかり補修する必要がありますね！！

ひび割れたスレート屋根の葺き替えで下地工事をご紹介

【②スレート屋根の葺き替え – 屋根下地の補強工事】

次の工程は、雨漏りの影響で傷んでしまった屋根下地の補強作業ですね(^^)/

葺き替え工事の際、劣化した下地を補強することで、新しい屋根材をしっかり支え、長持ちさせることができます。

この工程は、屋根の耐久性を高めるために欠かせない重要なポイント！

今回は、骨組みの強度を向上させるため、「垂木」と呼ばれる木材を追加し、空気層を造って断熱効果も高めております。

補強した垂木の上に、下地用の合板を取り付けていきます(^^)/

使用する合板の厚みは12mmが一般的で、しっかりとした強度を確保できるためおすすめですよ！

この工程を丁寧に行うことで、屋根全体の耐久性が向上し、新しい屋根材を施工した際にも安定した仕上がりになります。

安全で長持ちする屋根をつくるための、大切な工程ですね。

【③スレート屋根の葺き替え – 防水シートの施工】

次の工程は、屋根からの雨漏りを左右する防水シートの敷設となります(^^)/

雨漏りを防ぐためには、防水シートの種類や施工方法が非常に重要。

耐久性の低いシートでは長持ちせず、数年後に雨漏りのリスクが高まるため、慎重に選ぶ必要がありますよ！

市販の簡易的な防水シートは価格が安いものの、長期的な防水効果を考えるとおすすめできません。

今回の工事では、耐久性に優れた「改質アスファルトルーフィング」や「ゴムアスルーフィング」を使用しております！！

スレート屋根の葺き替え工事で金属屋根の立平を葺きます

【④スレート屋根の葺き替え – 金属屋根の施工】

いよいよ、メイン工程となる金属屋根の施工に入ります(^^)/

今回、採用したのは「アーカイブ立平」と呼ばれる金属屋根材。

この屋根材は、従来のスレート屋根とは異なり、ジョイント（継ぎ目）が縦方向に配置されるのが特徴ですね！

特に傾斜が緩い屋根では、従来のスレート屋根では雨水が滞留しやすく、雨漏りのリスクが高くなります。

そのため、今回のようなケースでは、縦葺きの金属屋根を選ぶことが重要ですよ。

また、この金属屋根は軽量で耐久性が高く、割れる心配もないため、コストを抑えつつ安心して使える屋根材としておすすめです！

最後の仕上げ工程として、母屋の瓦屋根と新設した金属屋根の接合部分に「雨押え板金」を取り付けます(^^)/

この部材は、雨風が吹き込んでも接合部から雨水が侵入しないようにするための重要なパーツ。

現場ごとに施工方法が異なりますが、適切に設置することで防水性能を高め、屋根の耐久性を向上させますよ！

また、今回の屋根葺き替え工事には15年間の工事保証が付いているため、安心してお住まいいただけます。

これでスレート屋根の葺き替え工事は無事完了！

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