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施工事例
尼崎市　連棟瓦屋根の葺き替え工事！気になる費用と保証年数は？

工事のきっかけ

「実家の屋根なのですが近所で工事している屋根業者さんに修理が必要と言われているようです。両親は納得して契約しているようなのですが、費用的に高いような気がして相見積もりを取ろうとご相談しました。修理が必要なのは理解しているのですが、どの様な工法でどの程度の費用が必要なのか？保証年数なども知りたいので、御社の視点で調査していただきお見積もりを宜しくお願いします」

この様なご相談を尼崎市に住む方より頂きました。

早急に現地調査へお伺いし瓦屋根の状態を確認したところ、確かに割れやズレが発生しており修理もしくは葺き替え工事が必要な感じです。

築年数から考えると瓦屋根修理では保証を出すことが出来ず葺き替え工事をお勧めしたところ、費用や保証年数に納得していただき工事のご縁を頂いておりますm(__)m

尼崎市屋根葺き替え,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根葺き替え,屋根材(瓦)

施工期間: 4日

使用材料: 垂木　下地用合板　防水シート　IG工業スーパーガルテクト

施工内容その他: 連棟屋根　費用　保証年数

築年数: 40年以上

保証年数: 15年

工事費用: 屋根葺き替え600,000円　仮設足場60,000円

建坪: 屋根面積35㎡　仮設足場　正面のみ

街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は尼崎市で行った「連棟瓦屋根の葺き替え工事　費用と保証年数紹介」になりますよ(^_^)/

瓦屋根の葺き替え工事は築年数が古くなると皆さん一度はお考えになるのではないでしょうか？

葺き替え工事と言ってもどの様な屋根からどの様な屋根へ葺き替えるかで費用は全く異なってきます。

それに工事後の保証年数も気になりますよね？

今回の葺き替え工事は「瓦屋根～ガルバリウム鋼板屋根」への葺き替え工事で、最も需要の多いケースかと思いますので、是非参考にしていただければと思います。

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尼崎市で連棟瓦屋根の葺き替え工事を行う現場紹介

コチラが、尼崎市で連棟瓦屋根の葺き替え工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数40年以上
・２階建て木造住宅（連棟造り）
・屋根材　瓦屋根（陶器瓦）
・現在　雨漏りあり

近隣の工事業者さんより瓦屋根のズレなど指摘を受けたことにより、工事の必要性を感じ葺き替え工事を行う運びとなりました。

瓦屋根は部分的な修理も可能なのですが、築30年を経過すると雨漏りのリスクが大幅に上がるため、基本的には葺き替え工事がお勧めですよ！

葺き替え工事の様子をご紹介する前に、既存の瓦屋根の状態を簡単にご紹介して行きましょう(^_^)/

既存の瓦屋根は過去に雨漏りしていたようで、お家の方がDIYで部分的な修理を行っていました。

瓦屋根の一番高い部分に設置されている棟瓦の隙間を全てシーリングで埋めている様子ですね。

修理方法としては完全NGで、瓦屋根の隙間を全て埋めてしまうと雨水の逃げ道がなくなり、雨漏りが酷くなるケースが多いので要注意ですよ！

他にも、ひび割れた瓦屋根にシーリングを塗って補修している部分が複数ありましたが、どの部分も経年劣化でシーリング材が剥がれひび割れが再発している状態でしたね(>_<)

瓦屋根が割れてしまった場合、基本的には「部分的な差し替え」が望ましいので、予備の瓦などがあれば捨てずに置いといてくださいね。

これらの状態からすると、室内へ雨漏りしていないだけで屋根裏へは完全に雨漏りしているものと考えられます！

このお家には間違いなく葺き替え工事が必要となりますね。

連棟瓦屋根の葺き替え工事で瓦と土を撤去・処分

それでは、連棟瓦屋根の葺き替え工事を工程ごとに費用もご紹介して行きましょう(^_^)/
※令和5年8月の費用になります

まずは、既存の瓦屋根と中の土を撤去していきますよ！

屋根面積35㎡ほどの小さな屋根ではありましたが、総重量は2トンオーバーとなっており重たい屋根でしたね。

当時の瓦屋根には必ずと言っていいほど土が入っておりますので、屋根の重量は相当に重たいとお考え下さい。

瓦屋根と土を撤去すると昔の防水シートが出てきました！

当時の防水シートの耐用年数は25年程度と言われておりますので、40年以上経過しているコチラの防水シートは細かい穴などが複数開いている状態ですね(>_<)

雨漏りの影響などで屋根下地も劣化していると想像できるため、防水シートも剥がして屋根下地の状態を確認していきます。

※瓦屋根及び土の撤去　処分費用　1㎡当たり4,000円～

古いお家の葺き替え工事には必須の下地補強をご紹介

コチラが、40年以上前の屋根下地になりますね！

幅約20㎝ほどの板を敷き詰めている状態ですが、雨漏りで腐食して黒くなっている部分も有りますし、隙間が多く不陸も悪い状態です(>_<)

この下地の上から新しい屋根材を葺いても強度が出ないのはお分かりですよね？

屋根葺き替え工事の中には必ず「屋根下地の補強」が含まれているはずなので、見積書の内容をチェックしてみてください！

それでは、連棟瓦屋根の葺き替え工事で重要な屋根下地の補強と費用をご紹介して行きましょう(^_^)/

まずは、35mm角の「垂木」と呼ばれる木材を取り付けていきますよ！

既存の野地板の下にも骨組みとなる垂木が備わっているので、その垂木の真上に新しい垂木を抱き合わせるような感じで固定していきます。

【垂木を取り付けると？】
・垂木間で空気層が出来、断熱効果や遮音性能が向上
・骨組みが強化され耐震性向上
・屋根の不陸を調整することができる

※垂木を取り付ける費用　1㎡当たり1,100円～

お次は、垂木の上から厚み12ミリの「下地用合板」を貼っていきます(^_^)/

幅910ミリ　長手1820ミリの針葉樹合板で屋根下地によく使用されている建材ですね。

既存の下地と違い厚みもありますし隙間なく貼ることが出来ますので、この上からどんな屋根材を葺いても安心できます！

【下地用合板を貼ると？】
・屋根全体がフラットになり、どんな屋根材でも葺ける

※下地用合板を貼る費用　1㎡当たり2,000円～

屋根葺き替え工事で重要な防水シート貼りと水切り取り付けの費用

そして、コチラが屋根葺き替え工事で最も重要となる「防水シート」になりますよ(^_^)/

使用しているのは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートで「日新工業　アルバクリア」になりますね。

幅1m長さ16mの防水シートとなっており、夏の屋根工事にお勧めです！

正しい手順で隙間なく貼っていく事で、雨漏りを確実に直すことが出来ますね。

【アルバクリアの特徴は？】
・ゴム繊維が含有されているので釘やビスを貫通させても漏水しない
・夏でもアスファルトが沸かず足の裏に引っ付かないので、キレイに屋根材を葺ける
・耐用年数が35年以上と長い

※防水シートを貼る費用　1㎡当たり800円～

そして、新しい屋根材を葺く前に屋根の各部に水切りを取り付けていきます(^_^)/

屋根は「軒先　ケラバ　谷　棟　壁際」などの部位がありますが、今回の屋根は軒先とケラバに水切りを取り付けていきますよ！

これはどんな屋根材を葺くかによっても異なりますので、あくまで一つの事例としてとらえてくださいね。

材質はガルバリウム鋼板と呼ばれる鉄とアルミの混合金属となっているため、錆に強い建材ですね。

※軒先水切り取り付け費用　1m当たり1,600円～
※ケラバ水切り取り付け費用　1m当たり1,900円～

保証年数も長く費用をお値打ちの「スーパーガルテクト」葺き

尼崎市での連棟屋根葺き替え工事で使用した軽量のスーパーガルテクトを葺いている様子

ここから、連棟瓦屋根葺き替え工事の主役となる、新しい屋根材を葺いていきましょう(^_^)/

今回使用した新しい屋根材は「IG工業さんのスーパーガルテクト」になります！

材質がガルバリウム鋼板であることから非常に軽量で、近年の瓦屋根葺き替え工事にはよく使用されている屋根材となりますね。

メーカー保証もついているので、後程ご紹介しましょう！

どんな屋根材にもメリット・デメリットがあるのでご紹介しておきますね！

【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量は瓦屋根の10分の１（耐震性が向上する）
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

※別現場の写真を引用

尼崎市での連棟瓦屋根葺き替え工事で使用した屋根材「スーパーガルテクト」ですが、２種類のグレードと複数のカラーバリエーションがあります！

【標準グレード】
・ブラック　・ブラウン　・チャコール　・ブルー　・グリーン　・ワインレッド　６色展開

【フッ素グレード】
・ブラック　・ブラウン　２色展開

標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！

表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。

※スーパーガルテクトを葺く費用　1㎡当たり6,000円～

葺き替え工事でガルバリウム鋼板屋根の棟を取り付ける際の注意点

ここからは、スーパーガルテクト棟の収まりをご紹介して行きましょう(^_^)/

まずは、棟部分に防水シーラーと呼ばれる15ミリ角程度のスポンジのようなものを貼り付けていきます。

スーパーガルテクトは12ミリ程度の段差が発生する為、その部分から吹き降りの雨が入らないようにするための面戸材ですね。

そして、先ほど取り付けた防水シーラーの上から貫板と呼ばれる下地木材をビスで取り付けていきます！

貫板と屋根材で防水シーラーを挟み込んでいるので、吹き降りの雨が内部に入らないようになっていますよ(^_^)/

こちらの貫板ですが、防腐木材や樹脂製の物も存在しいずれも腐食しにくい下地材となっていますね。

樹脂製の物は腐食しない代わりに大型の台風ですと割れる可能性があるため、個人的には防腐木材の貫板がお勧めです。

そして、スーパーガルテクトと同質の棟板金を取り付けていきます(^_^)/

棟板金は釘固定されることが多いようですが、釘固定ですと経年劣化で釘が緩んでしまい台風などで飛散するケースが多いので、新たに取り付ける際はビス固定がお勧めですね！

更に、ステンレス製のビスを使用することにより錆びる心配もなく安心ですよ。

※棟板金取り付けの費用　1m当たり3,000円～

尼崎市　連棟屋根葺き替え工事の費用と保証内容

尼崎市で連棟瓦屋根葺き替え工事で使用したIG工業スーパーガルテクトには、メーカー保証が付いております(^_^)/

・表面の色あせ15年　・表面の錆の発生20年　・表面の穴あき25年

そして弊社の保証内容として「雨漏り・強風による飛散」に対して、15年間の工事保証を付けております(^^)/

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！

工事費用は35㎡に対して600,000円になりました。（別途足場費用60,000円）

※施工面積が小さかったので割り増し単価となっており、足場は正面のみ設置の費用となっております

Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
A・屋根から漏れていたので安く修理してほしかった。

Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？
A・3社と費用を比べました

Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
A・スピードある対応と、費用の安さ、工事の説明がわかりやすい。話しやすい。

Q・工事が終わってみていかがですか？良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・キレイな屋根になって安心してます。職人さん、暑い中ありがとうございました。

Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか？
A・良心的な屋根やさん

屋根葺き替え工事は屋根工事の中でも費用が掛かるほうですが、長期保証もお付けできますのでこの先も住んでいかれるのであればお勧めの屋根工事ですよ！

調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね！！

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！

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兵庫県内なら大丈夫です！！何でも言うてください(^_^)

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