5年前に塗装した屋根から雨漏り？！神戸市灘区でスレート屋根の調査
築年数は25年で5年前に屋根と外壁の塗装工事を行ったようですが、最近になって2階の天井に雨シミがあるのに気付いたようです。
5年前に塗装したばかりでショックを受けているようでしたが、なぜ雨漏りしてしまったのか？
屋根塗装の闇も踏まえて、調査の様子をご紹介していきましょう！！
2階の和室にある天井に大きな雨シミが出来ております(>_<)
この天井の上には排水管などはありませんので、雨漏りの原因は間違いなくスレート屋根にあると考えられますね。
この記事で皆さんに覚えておいていただきたいことは「屋根塗装＝雨漏りはしない」ではないということです！！
その理由を雨漏りしているスレート屋根の上からお伝えしていきましょう。
薄型のスレート屋根（カラーベスト）は10~15年で表面の撥水機能が低下し、苔やひび割れなどが発生してくるのでメンテナンス方法として「塗装」が一般的です。
しかし、塗装と言うのは既存の屋根材の表面のみをキレイにする工事であることを認識しておいてくださいね！！
屋根と屋根が段差になっている部分で、屋根の部位で言うと「棟（むね）」付近となっております。
この「棟」ですが、釘固定されていることが多く台風などの強風時に飛散するケースが多いのでご注意ください(>_<)
指が楽勝で入るくらいのすき間が出来ており、雨漏り調査の結果このすき間から雨水が侵入していました。
表面は塗装済でキレイですが、そもそもの塗装するものが劣化しているという事ですね。
更に、屋根の下には防水シートを貼っているので、このような隙間から雨が侵入したとしても基本的には雨漏りしません！
でも雨漏りしているということは、屋根下の防水シートまでもが劣化しているという事なんですね(>_<)
これでは、どれだけ表面を塗装しても雨漏りを防ぐことは出来ず費用の無駄になってしまいます。
ですので、屋根塗装を行う際は既存の屋根上の状態はもちろんですが、屋根裏の状態も調査し塗装が妥当か判断するべきです。
これは、業者が責任をもって事前に調査しお客様へお伝えすることが大事だと思いますよ！！
屋根調査を行わないと分からないことですが、スレート屋根の表面に苔が発生しているのがお判りでしょうか？？
5年前に塗装したにも関わらずこの状態です(>_<)
これは施工不良ではなく、屋根塗装の耐久年数が短いという事なんですよ。
その証に、5年前に塗装した外壁の状態は非常にキレイな状態でした(^^)/
ですので、この事実をきちんとお客様に説明する必要がありますよね！
スレート屋根は塗装以外に「カバー工法」や「葺き替え」などの選択肢もあります。
費用は高くなりますが、メリット・デメリットを理解したうえでご検討されてはいかがでしょうか？
屋根調査のついでに雨樋の掃除くらいは行っておきますね！！
台風が来ると飛散しやすい部分になりますので、早めに工事をされてはいかがでしょうか？(>_<)
＜関連記事＞
・「神戸市兵庫区でバルコニーからの雨漏りはウレタン防水密着工法で施工」
・「神戸市でシート防水の部分補修！ビル屋上からの雨漏りを確実に止めます」
結論から言うと屋根塗装を行ったとしても雨漏り対策にはならないので、将来的な屋根からの雨漏り対策をお考えの方は別の方法でメンテナンスすることをお勧めしておきます！！
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
それではまた、次のブログでお会いしましょう(^^)/
街の屋根やさん神戸西店にお問合せ頂くと、お客様のお悩みが解決できるかもしれません。
今日も１日お疲れ様でした！！
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