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施工事例
神戸市長田区　ビル屋上の防水工事で塩ビシート防水機械固定工法！

工事のきっかけ

「神戸市長田区でビルを管理しているのですが屋上のシート防水が劣化してジョイント部分が剥がれかけている状態です。20年前に防水工事を行って以来メンテナンスしておらず、一部雨漏りもしている状態です。どの様な工事が必要なのか専門的なことはわからないので、一度調査していただきお見積もりをお願いします」

この様なご相談を神戸市長田区のビルを管理している方より頂きました。現地調査へお伺いしビル屋上の状態を確認したところ、塩ビシートが貼られている状態です。

経年劣化でシートのジョイントが剥がれている部分があり、その部分から漏水して雨漏りしているものと判断しました。

対策として既存の塩ビシート防水の上から施工できる「塩ビシート防水機械固定工法」でお見積もりを行ったところ、費用や工法に納得していただき工事のご縁を頂いておりますm(__)m

神戸市長田区ビル,波板工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: ビル,波板工事

施工期間: 7日間

使用材料: 田島　ビュートップ

施工内容その他: 屋上　塩ビシート防水機械固定工法

築年数: ４０年以上

保証年数: 10年

工事費用: 1,200,000円

建坪: 屋上面積150㎡

街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は神戸市長田区で行った「ビル屋上の防水工事で塩ビシート防水機械固定工法」を行った時の様子をご紹介しましょう(^^)/

塩ビシート防水とは、建物の屋根やバルコニーなどに水漏れを防ぐために使われる防水方法の一つですね。

この方法では、塩化ビニル樹脂でできたシートを敷いて、水が建物の内部に入り込むのを防ぎますよ！

塩ビシートは柔軟性があり、さまざまな形状に合わせやすいため、複雑な形状の場所でもしっかりと防水できるのが特徴です。

また、耐久性が高く、長期間にわたって防水性能を維持することができます。

塩ビシート防水には「密着工法」と「機械固定工法」の2種類があるのですが、今回は屋上にお勧めの機械固定工法をご紹介しますので、是非参考にしてくださいね！

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神戸市長田区でビル屋上に塩ビシート防水機械固定工法を行う現場紹介

コチラが、神戸市長田区でビル屋上の防水工事として塩ビシート防水機械固定工法を行う現場になりますよ(^^)/

塩ビシート防水機械固定工法のメリットとデメリットを簡単にご紹介しておきましょう！

【メリット】
・強風や台風などの強い風にも耐えることができるため、屋上や高層建築物など風の影響を受けやすい場所に適しています
・シートを固定するための機械的な方法なので、接着剤を使わずに施工が可能です。そのため、接着剤の乾燥時間を待つ必要がなく、施工が迅速に行えます
・シートの交換や修理が比較的容易に行えるため、メンテナンスがしやすいです

【デメリット】
・機械的な固定方法のため、施工時には専用の機器や技術が必要となります
・他の防水工事に比べて費用が高くなります

既存のビル屋上に施されているのも塩ビシート防水ですが、経年劣化でジョイント部分が剥がれかけている状態でした(>_<)

塩ビシート防水のジョイントが剥がれる原因とリスクをご紹介しますね。

【原因】
・施工時の不備　　　ジョイント部分の接着が不十分だったり、シートが正しく重なっていなかったりすると、剥がれる原因になります
・紫外線や温度変化　長期間にわたり紫外線や温度変化にさらされると、シートが劣化し、ジョイント部分が剥がれやすくなります。
・機械的なダメージ　歩行や物の落下などによる衝撃でジョイント部分が損傷することがあります

【リスク】
・水漏れ　　　　　ジョイントが剥がれると、そこから水が侵入し、建物内部に水漏れを引き起こす可能性があります。
・修繕費用の増加　ジョイントの剥がれを放置すると、損傷が広がり、修繕費用が高くなることがあります。
・建物の損傷　　　水漏れが進行すると、建物の構造部分にも損傷を与えることがあります。

ビル屋上の不陸を改善するための補修工事をご紹介

それでは、神戸市長田区で行う塩ビシート防水機械固定工法を工程ごとにご紹介していきましょう(^^)/

この現場では屋上土間の不陸が悪かった為、雨が降ると広範囲で水溜りが出来る状態でした！

ですので、それを少しでも解消するためにモルタルを塗って不陸を調整します。

ただし、完全に治るわけではないのであらかじめご了承ください！

この様な感じで、ビル屋上の土間をモルタルで補修し出来るだけ不陸がない状態にしていきますよ(^^)/

完全に屋上の傾斜を治すには全てのシート防水を撤去して、モルタルを全面的に打設する必要があるため、かなり高額な費用が必要になります。

ですので、ほとんどの現場では今回の様な部分的な修理が行われることが多いですね！

ビル屋上の防水工事で塩ビシート防水機械固定工法の下地工程

ここから、塩ビシート防水機械固定工法の下地工程になりますね(^^)/

まずは、絶縁シートと呼ばれる鶯色のシートを陸屋根全体に貼り、60センチ間隔で陸屋根のコンクリート下地に下穴を空けていきます！

この下穴は後に下地材をビス固定する為の物になりますよ。

絶縁シートを貼ることにより既存の防水層との縁を切ることが出来ますので、どの様な防水材であっても上からかぶせて施工することが出来ますね。

神戸市長田区でのビル屋上の防水工事で、絶縁シートの上からディスクと呼ばれる下地材を取り付けていきますよ(^^)/

直径10㎝もないくらいですかね？真ん中に穴が空いているので、コンクリート用のビスで固定していきます！

しっかりとコンクリート下地に効いているか、感覚で判断して固定していきますよ。

このディスクに新しい塩ビシートを融着させていくので、しっかりと固定しておく必要がありますね！

ビス固定する前に穴を空けた部分に「エポキシ樹脂」を入れるので、雨漏りする心配はありません。

ビル屋上の端部には平鋼板を取り付けてきます(^^)/

これは先ほど取り付けたディスクを帯状にしたものと考えてもらってよいかと思います。

役割としては新しい塩ビシートを融着させるものですので、ディスクと同じですね！

屋上の入隅部分は剥がれやすいので、平鋼板全体に塩ビシート防水を貼り付けて固定します。

そして、神戸市長田区で行っているビル屋上の防水工事では、土間に関しては塩ビシート防水機械固定工法を行いますが、立ち上がりに関しては密着工法で施工します(^^)/

密着工法を行う場合は既存のシートと新しい塩ビシートの密着性を高めるために、プライマーと呼ばれる下塗り材を塗っていきます。

これは、ウレタンなどの液体防水材にも使用されるもので、密着性を高めるための重要な役割を果たしますね！

この様な感じで、神戸市長田区のビル屋上で行う塩ビシート防水機械固定工法の下準備は完了となります(^^)/

ビル屋上の防水工事で塩ビシート防水「田島　ビュートップ」を使用

そして、ここからビル屋上防水工事のメインである塩ビシート防水を貼っていきましょう(^_^)/

神戸市長田区で使用しているのは「田島　ビュートップ」と呼ばれる塩ビシートで、屋上防水工事ではよく使用しているものになりますね。

屋上防水工事で使用している塩ビシート防水のジョイント部分には、専用の接着剤を挟み込んで熱を加えて融着していきます！

塩ビシート防水は経年劣化でジョイント部分が剥がれてきやすいので、しっかりと接着させて剥がれないようにしておくことがポイントですね。

神戸市長田区でビル屋上の防水工事で立ち上がり部分のシート防水に接着剤を塗っている様子

ビル屋上の立ち上がり部分に貼る塩ビシートに関しては、裏返して専用の接着剤を塗ってきます(^^)/

均等な膜厚をつけてしっかりと塗っていきますよ！

塗り忘れがあると剥がれの原因となるため、要注意ですね。

そして、ビル屋上の立ち上がり部分に塩ビシートを貼っていきます(^^)/

密着工法はシワなどが発生しやすいので、キレイに伸ばしながら貼っていく事がポイントですね。

空気が入らないように確認することも大事ですよ！

立ち上がりの塩ビシートと土間に貼っている塩ビシートのジョイントは、接着剤を入れ込んで専用のドライヤーで熱を加えて融着していきます(^^)/

塩ビシート防水機械固定工法の各部おさまりをご紹介

こちらは、「脱気筒」と呼ばれる煙突のようなものになります！

下からの湿気を外部へ自然換気してくれるものとなり、60㎡で1つくらいの割合で取り付けることがポイントですね(^_^)/

脱気筒の廻りから雨漏りしないようにしっかりと止水対策を行い、施工しておくことが重要です。

そして、下地の段階で取り付けていたディスクに専用の機械で熱を加えて融着していきます！

約10秒くらい熱することで、ディスクと塩ビシートがしっかりと融着し剥がれなくなりますよ(^_^)/

少し時間のかかる作業になりますが、台風などの強風で飛散しないように融着していきます。

この様に塩ビシートを機械で固定することから、塩ビシート防水機械固定工法と呼ばれているようですか！

そして、ビル屋上の立ち上がり端部に抑え金物を取り付けていきます(^^)/

塩ビシートの端部は剥がれやすいので、この様なアルミ製の金物で押さえることが一般的で、下穴を空けてビス固定していきますよ！

最後は抑え金物と外壁との取り合いにコーキングをすれば完了ですね。

神戸市長田区で塩ビシート防水機械固定工法を行った費用や保証内容

今回の神戸市長田区、ビル屋上防水工事では10年間の工事保証をお付けしております！

「雨漏り・防水材の飛散・膨れ」を保証させていただき、万が一不具合が発生した場合は弊社で補修するという内容になっていますね(^_^)/

更に、2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけますよ。

今回のビル屋上防水工事費用ですが150㎡に対して1,200,000円となっております(^_^)/

費用は高めですが、塗り系の防水と違い美観性も高く、耐久性も優れているのでお勧めの防水工事と言えますね！

他にも複数の防水工事がありますので、雨漏りでお困りの方は街の屋根やさん神戸西店へご相談ください。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！

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