三田市 屋根工事後の定期点検！立平を葺き替えた経過を専門業者がチェック
2025.07.08
皆さんお疲れ様です！街の屋根やさん神戸西店です。三田市で屋根工事後の定期点検を行いました！今回は、2年前に立平（たてひら）という金属屋根材に葺き替えた木造住宅の点検です(^^)/この記事では、点検で実際に確認したポイントや、立平という屋根材の特徴、葺き替え工事の流れについてもご紹…
宝塚市 コロニアルクァッドを用いた屋根葺き替え工事をご紹介！
「築30年が経過してそろそろ屋根の葺き替え工事をしようかと検討しております。廻りのお家によく使用されている平らで軽そうな屋根材へ葺き替えたいと考えているのですが、どの程度の費用が必要なのか一度点検していただき、お見積もりをお願いできないでしょうか？」
この様なご相談を宝塚市にお住まいの方より頂きました。現地調査へお伺いし既存の屋根の面積を採寸し葺き替え工事のお見積もりを作成。
使用材料はお客様がご希望されていたコロニアルクァッドです。ご提案させていただくと、費用や工法に納得していただき、工事のご縁を頂いております。
宝塚市 屋根葺き替え,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)
- 施工期間
- 10日
- 使用材料
- 垂木 下地用合板 改質アスファルトルーフィング コロニアルクァッド
- 施工内容その他
- コロニアルクァッド
- 築年数
- ３２年
- 保証年数
- 15年
- 工事費用
- 仮設足場150,000円 屋根葺き替え1,600,000円
- 建坪
- 屋根面積110㎡
【建物情報】
・築年数32年
・2階建て木造住宅
・屋根材 セメント瓦（モニエル）
・現在 雨漏りなし
既存の屋根材はモニエルと呼ばれるセメント瓦で、一般的な日本瓦よりは軽いと言われております。
経年劣化で表面の塗膜は剥がれ、ひび割れが発生している状態でした。
塗装しても雨漏りのリスクが残ってしまうという事で、軽くて王道のスレート屋根「コロニアルクァッド」へ葺き替えていきますよ！
まずは、既存の屋根材を撤去していいますよ！
モニエル瓦は瓦桟と呼ばれる細い木材に引っ掛けて、釘で固定されていることが多いですね。
屋根葺き替え工事で撤去する際は釘を抜きながら撤去していきます。
足場を組んでいるとはいえ、瓦が落下してしまうと物損事故に発展してしまうので、仮置きの仕方は重要ですね。
あまり高く積み上げすぎず、適度な量を重ねて仮置きしておくことがポイントになります！
業者さんによっては防水シートを撤去しない所もあるのですが、個人的には古い屋根下地の状態を目視で確認する必要があると思っているので、屋根葺き替え工事を行う際は古い防水シートは撤去しますね。
もし仮に、下地がかなり腐食している場合は部分的に交換することをお勧めしております！
まずは、垂木を使用して屋根の骨組みを強化していきますよ！
既存の屋根下地の下にも垂木が骨組みとして取り付けられているので、その真上に新しい垂木を並べてビスで固定していきます。
垂木同士を抱き合わせているので、弱った骨組みを大幅に強化することが出来ますね！
垂木を取り付けることにより垂木間で空気層が出来、断熱効果や遮音性能を大幅に向上させることが出来るんですよね(^^)/
屋根の断熱などを気にしている方は、屋根葺き替え工事の際に垂木を使用することをお勧めしてますよ。
屋根葺き替え工事での下地補強で下地用合板を貼るのは必須ですが、厚み12ミリの物を使用するのがポイントです。
9mmの下地用合板もありますが、屋根の下地材としては十分な強度がでないので、屋根葺き替え工事を行う際は12mmの下地用合板を使用することが大事です。
新しく取り付けた垂木にビスでしっかりと固定していきます！
今回のような屋根全体の工事をする際は、いかに今後雨漏りさせないかが重要ですよね！
屋根からの雨漏りを左右するのは屋根の種類ではなく、防水シートの状態ですので、カバー工事や葺き替え工事を行う際は、必ず防水シートを新設する必要がありますよ。
使用している「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートは、通常の防水シートに比べて対応年数が35年以上となっておりますのでお勧めです！
・サイズ 幅１m長さ１８m 厚み１ミリ １本あたり１８キロ
改質アスファルトの効果により、釘穴などからの雨水の侵入を防いでくれます。更に、合成繊維不織布により強風などでも破れにくく、施工しやすいのが特徴ですね(^^)/
※この画像の提供元はタジマさんのサイトです
今回の葺き替え工事で使用した屋根材は「ケイミュー コロニアルクァッド」になります！
材質がスレートであることから非常に軽量で、阪神淡路大震災以降の屋根葺き替え工事にはよく使用されている屋根材となりますね。
今現在も建売の戸建てなどによく使用されている屋根材ですよ！
【コロニアルクァッドのメリット】
・非常に軽量で重量は瓦屋根の６分の１
・施工が簡単で工期を短縮できる
・他の屋根材に比べて安価
【コロニアルクァッドのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・１０～１５年で色あせ、塗装する必要がある
・ひび割れやすい
1枚に対して4本の釘で固定していきますよ(^o^)／
「ネオブラック パールグレイ アイスシルバー シルバーホワイト ココナッツブラウン ウォルナットブラウン アイリッシュグリーン ウェザードグリーン メロウオレンジ ボルドーレッド ミッドナイトブルー グラスブラウン」
の全１２色ですね！他の屋根材に比べてカラーバリエーションが多いのも、人気の一つとなっております。
今回はネオブラックを使用しております。
【注意点】
1. 適切な取り付け 貫板は屋根の形状に合わせ、しっかりと固定する必要があります
2. 防水性の確保 取り付け時に雨水が浸入しないよう、隙間なく施工すること
貫板にも様々な材質の物がありますよ！！
【防腐木材の貫板】
長期的な耐久性を持ち、腐食や害虫から木材を守るために特別な処理が施されています
【樹脂製の貫板】
木材に比べて湿気や腐食に強い。メンテナンスが少なく、耐久性に優れています
個人的には防腐木材の貫板がお勧めですね！
棟板金の材質でガルバリウム鋼板となっております。強風で飛散しやすい部分となりますので、釘ではなくビスで固定することがお勧めですよ(^_^)/
棟板金は台風などの強風で飛散しやすい部分となりますので、固定方法には十分な注意が必要になりますね。
ガルバリウム鋼板とは鉄とアルミの混合金属で、錆に強い建材ですよ！
棟板金のジョイントにはしっかりとシーリングを挟んでおきます。
屋根葺き替え工事の場合は現場によって最適な寸法があると思いますので、既製品ではなく現場ごとに採寸し加工することがお勧めですね！
仕上げ材でもありますので丁寧に取り付けて、最後に外壁と雨押え板金との取り合いにシーリングをして完了となります。
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！
工事費用は110㎡に対して1,600,000円になりました。（別途足場費用150,000円 ）
調査やお見積もりは「完全無料」となっておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね！！
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！
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