神戸市北区 雨漏りしているベランダ下の陶器瓦はグラッサシリーズへ貼り替え【サキブログ】
2024.05.02
どうもー！街の屋根やさん神戸西店のサキです(*'▽')私が書くブログは過去に社長が紹介してる、長～い施工事例の記事をみなさんが読みやすいように要約した内容なんです！！一般のお客さんが、できるだけわかりやすいように書くんで、最後まで見て下さーい！！今日の、サキブログは「神戸市北区で…
尼崎市 瓦屋根～ＳＧＬ鋼板屋根材へ葺き替え工事！【費用紹介】
「自宅の瓦屋根も築年数が40年を超え、一部雨漏りしていることから葺き替え工事を検討しております。今の瓦はかなり重たいと思うので、葺き替え工事をするのであれば軽い屋根材への葺き替えをお願いしたいです。どの様な屋根材があるのかわかりませんが、ある程度費用が安く軽い屋根材でお見積もりをお願いします」
この様なご相談を尼崎市にお住まいの方より頂きました。現地調査へお伺いし既存の瓦屋根を調査したところ、１階の瓦屋根と外壁の取り合いから若干の雨漏りを確認。
瓦屋根全体の面積を測定し、軽くてお勧めのＳＧＬ鋼板屋根材を用いた葺き替え工事をご提案したところ、費用や工法に納得していただき、工事のご縁を頂いております。
尼崎市 屋根葺き替え,屋根材(瓦)
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え,屋根材(瓦)
- 施工期間
- 14日
- 使用材料
- 垂木 下地用合板 防水シート スーパーガルテクト
- 施工内容その他
- ＳＧＬ鋼板屋根材 費用
- 築年数
- ４０年以上
- 保証年数
- 15年
- 工事費用
- 仮設足場170,000円 屋根葺き替え工事2,400,000円
- 建坪
- 屋根面積150㎡（約46坪）
【建物情報】
・築年数40年以上
・２階建て木造住宅
・屋根材 瓦屋根
・現在 雨漏りあり
屋根の重量も気になっているうえに、１階部分へ雨漏りもしているということで瓦屋根全体の葺き替え工事を行っていきます！
４０年以上経過しているにも関わらず、得に目立った外傷はない様子でした。
いぶし瓦は、日本の伝統的な瓦屋根の一種ですね。この瓦は、粘土を成形して焼き固める際に、煙（燻し）を利用して表面を黒く着色する特殊な技法で作られますよ。
この燻し加工により、瓦は美しい光沢と独特の色合いを持ち、耐久性も高まります！
屋根と外壁の取り合い部分で雨漏りが起きやすいのは、この部分が水の流れの複雑な交差点であるためですね。
この交差点は、雨水の流れが変わる場所で、しっかりとした防水処理がされていないと、水が侵入しやすくなりますよ！
基本的にこの手の瓦屋根は釘固定されていないことが多いので、瓦本体を撤去するのは比較的早いですね。
しかし、撤去した瓦屋根は屋根の上に仮置きする必要があるため、ズレ落ちないように重ね置きすることがポイントですよ！
瓦屋根に土が使われる主な理由は、その優れた断熱性と耐久性ですね。土は天然の断熱材で、屋根の内部温度を安定させ、夏は涼しく、冬は暖かく保つことができます！
また、土は時間が経っても劣化しにくく、長期間にわたり屋根を保護する役割を果たしますよ。
しかし、瓦と合わせるとかなりの重量があり、１５０㎡の屋根に対して約１０トン以上の重量がありましたね！！
屋根下地の状態は屋根裏からでも確認できるのですが、全体的に細かい部分までは見ることが出来ないので、屋根葺き替え工事で既存の屋根材を撤去した際は防水シートも撤去して確認したほうが良いでしょうね。
※瓦と土の撤去処分費用 １㎡当たり3,800円～
まずは、垂木と呼ばれる角材を屋根下地の流れ方向に取り付けていきますよ！
既存の屋根下地である小幅板の下にも骨組みとなっている垂木が取り付けられていますので、それに抱き合わせるように並べていきます。
垂木を取り付けることで補強にもなりますし、空気層が出来るので断熱効果を高めることも出来ますね。
そのままの状態で新しい屋根材を葺いてしまうと仕上げりが悪くなってしまうので、垂木を取り付ける際に糸を貼ってある程度の不陸を調整することが大事ですよ！
※垂木を取り付ける費用 1㎡当たり1,100円～
厚みは12ミリで幅1820ミリ高さ910ミリの大きな板となっているため、隙間などはなくしっかりとした屋根下地を作ることが出来ますよ！
垂木にビスでしっかりと固定していきます。
屋根葺き替え工事で垂木を使用しない業者さんも多いようですが、多少費用が余分にかかったとしてもメリットが多いので垂木は使用してくださいね。
屋根葺き替え工事で下地工事は目に見えない部分となりますが、非常に重要な部分となりますので、正しい工法で施工することがポイントになりますね。
※下地用合板を貼る費用 1㎡当たり2,000円～
今回のような屋根全体の工事をする際は、いかに今後雨漏りさせないかが重要ですよね！
屋根からの雨漏りを左右するのは屋根の種類ではなく、防水シートの状態ですので、カバー工事や葺き替え工事を行う際は、必ず防水シートを新設する必要がありますよ。
防水シートの上下に10㎝のラインで線が入っているので、最低でもそこまでは被せて貼る必要がありますね。
重ねが浅いと雨漏りの原因となることもありますので、要注意ですよ！
通常の防水シートに比べてゴム繊維が含有されているので、屋根材を固定する際の釘やビスを貫通させても漏水しないシートとなっております(^^)/
改質アスファルトルーフィングの中でも表面が不織布になっている物がお勧めですね。
※防水シートを貼る費用 1㎡当たり800円～
今回の尼崎市屋根葺き替え工事で使用したSGL鋼板屋根は「IG工業スーパーガルテクト」になります！
材質がSGL鋼板であることから非常に軽量で、屋根葺き替え工事にはよく使用されている屋根材となりますね。
SGL鋼板（エスジーエルこうはん）とは、簡単に言うとガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）を改良したメッキ鋼板になりますね！
耐久性に優れていると言われてきたガルバリウム鋼板よりもさらに高耐久で、錆びにくく長持ちする建材と思ってください。
【スーパーガルテクトのメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量は瓦屋根の10分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・SGL鋼板なので割れることがない
【スーパーガルテクトのデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある
【標準グレード】
・ブラック
【フッ素グレード】
・ブラック
標準グレードよりフッ素グレードのほうが１㎡当たりの材料費が1,000円程度高くなりますので、屋根面積100㎡のお家ですと100,000円程度値上がりします！
表面の塗膜が5年長持ちするというのがフッ素グレードの特徴ですね。
SGL鋼板屋根材の仕上げ材となる棟板金の下地「貫板」を取り付けていきます。
この貫板ですが、通常の木材ですと15年程度で腐食してきますので「防腐木材」もしくは「樹脂」で出来た貫板を使用することがお勧めですね(^_^)/
台風などの強風で飛散しないようにビスでしっかりと固定していきます。
棟板金は屋根と同じ材質でSGL鋼板となっております。強風で飛散しやすい部分となりますので、釘ではなくビスで固定することがお勧めですよ(^_^)/
棟板金は台風などの強風で飛散しやすい部分となりますので、固定方法には十分な注意が必要になりますね。
基本的にステンレス製のビスを使用することがお勧めです！
※棟板金を取り付ける費用 1m当たり3,000円～
この部分は屋根材と同じSGL鋼板を加工した水切りで塞いでいく必要がありますよ(^^)/
現場によって寸法は異なりますので、この部分に関しては既製品ではなく現場ごとに採寸して加工する必要がありますね。
仕上げ材となるシーリングは日当たりの良い場所ですと8年程度でひび割れなどが発生してきますので、メンテナンスが必要になります。
定期点検で確認していきますので、ご安心くださいね。
※雨押え板金を取り付ける費用 1m当たり3,500円～
・表面の色あせ15年
アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心頂けますよ！！
屋根葺き替え工事2,400,000円（屋根面積150㎡） 足場170,000円
この様な感じの費用で施工をさせていただきました！
今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)
まずは、お電話やメールにてお気軽にご相談ください！！
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